かたつむりのまったりソテー(夢)

まれ子の日常をベースにしたフィクションです

2024年 札幌 ――吹雪く北の大地――

 2024年の1月に札幌で推しのイベントがある。チケットはとれたものの不安がある。1月の北海道って雪に閉ざされているのでは?つまりそもそも北海道にいけないのではないかという不安だ。調べてみると新千歳空港便が雪で欠航するのは1月~2月の期間とのこと。しかし1日中1便も飛ばないような日は年間に1日か2日程度だという。さすがにイベントの日がピンポイントでその1日にあたることはないだろうとは思う。(フラグ)とはいえ無策で行くのは不安すぎたため、イベントの2日前の飛行機をとることにした。札幌旅行を兼ねることにして、万が一飛行機が飛ばなくても翌日の飛行機で行けるように余裕をもてばいい。それすらも無理そうなら陸路で行くことも考える。二日前ならその変更もできる。万全の対策だ。そしてなんとなく予想ができる通り、私の札幌滞在期間はその冬最大の大寒波に直撃されたのである。

 


 私の対策は効果を発揮し、イベント二日前の飛行機はなんとか無事に出発し新千歳空港に着陸することができた。札幌市内への電車も動いており、ホテルまでもたどり着けそうだ。雪の北海道に備えて買ってきた靴に着けるタイプの滑り止めも活躍し、なんとか市内の移動もできた。しかし雪の勢いは凄まじく、着いたときは普通にみえていた道路と横断歩道が、ちょっとカフェで休憩して戻ってきたら完全に雪に埋まっていた。とはいえ一度上陸できてしまえば気が楽で、せっかく雪国に来たのだから雪景色を見られたのはラッキーぐらいの感覚になっており、事前にチェックしておいたスープカレーのお店に行ったりして楽しく過ごした。

 


一日経つと雪は激しさを増した。外は吹雪の様相である。事前に来ておいて本当に良かったと胸をなでおろしたが、別の問題が浮上する。私は札幌にいるが、推しは当然まだ東京にいる。この雪の中札幌に来ることなんかできるのか?調べてみると今日の朝の飛行機はほぼほぼ欠航している。推しが来るのは当日だろうから明日の飛行機が飛べばいいのだが、今日の状態が変わらなければ明日も飛行機が飛ばない可能性は十分にある。嫌な汗が出始める。自分が札幌に行けないことばかり考えていたが、推しも人間なので、札幌に来られない可能性は十分にあるのだ。

 

 考えていても打てる手はないので、ホテルを出る。本当は観光したいが、雪がすごくてそれどころではない。事前にチェックしておいたお店を少し回る程度にする。吹雪の中カフェに向かうとカフェ自体が雪に埋まっていた。おそるおそるドアをあけると無事に営業中だった。開店からそれほど経っていなかったが店内には観光客らしき人達が結構いた。私も含めて、札幌まで来た以上は予定をこなすしかないという根性なのだろう。そこで食べたケーキとコーヒーはこの上なく美味しかった。そのあと何店舗かお菓子のお店を回ってお土産を買いこみ、ホテルにもどる。まだ14時だったが慣れない雪の中を歩くだけでヘトヘトだった。

 

 ベッドに倒れこみスマホで飛行機の状況を調べる。ここまで本日の便はすべて欠航。年に1日、2日しかない日を引いてしまった。私は札幌にいるが、推しは東京。私だって普段は東京にいるのに。なぜ私はいま札幌で推しを待っているのか。訳が分からない。明日推しが札幌に来られなかったら、ほぼホテルに籠っているだけの私の札幌滞在はいったい何なのか。誰も悪くはないが、ぐるぐるとした気持ちで延々と飛行機の運行状況を更新しつづけた。その日は夜まで飛行機は一本も飛ばなかった。

 

 結論から言うと、イベントは開催された。翌日天候は回復し、推しは札幌まで来ることができたのだ。仮に飛行機が羽田を出たとしても、新千歳に着陸できずに引き返すことがあるということで、朝からもずっと運行情報を見守っていたが、欠航も引き返しもなかった。胸をなでおろし会場に向かう。天候が回復したといっても、飛行機が離着陸できるというだけで依然雪は降り続けていた。会場付近では入場を待つ人たちが長蛇の列。肩に雪を積もらせながら開場を待っていた。修行のようではあるが、もしかしたら開催自体されないかもと悶々としていた昨日よりはマシである。待てば確実に推しに会えるのだから。

 

 イベントは最高だった。(いつだって最高だが)推しも飛行機の中ですら新千歳に着陸できない可能性もあると緊張しながら乗っていたという話をしており、私が運行状況を更新している間に推しも同じハラハラを味わっていたのかと満足する。ありがとう札幌。最高な札幌。

 

 イベントの後、せっかく札幌に来たということで、北海道在住の友達と待ち合わせてご飯を食べにいった。友達は札幌に住んでいるわけではないので雪の中来てもらうことになってしまって申し訳なかったが、久しぶりに会えて嬉しかった。その友人に聞いてもその日の雪はなかなかひどいものだったらしい。海鮮が美味しい居酒屋でご飯を食べて、札幌名物の夜パフェを食べに行く。イベントが開催されるのか?という究極の不安から解放された私はようやく心置きなく札幌を満喫できたのだった。

 

 結果からすると札幌遠征は楽しかった。沢山の甘いものをお土産として買い込めたし、友達とも会えたし、海鮮を楽しむこともできた。雪景色も堪能した。二日前に札幌入りしておくというリスク対策も成功だったわけだ。しかし、イベントが開催されるのか?私は今なぜ札幌にいるのか?とぐったりしていた時間のことも忘れられない。自分が札幌にいても推しが来られない可能性があるというのを失念していたのは本当によくなかった。冬の札幌遠征はイベント中止もあり得るという覚悟が必要である。覚悟の上で他の目的もセットにしておいたほうがいい。札幌に行って帰ってきただけだったというのはさすがにしんどすぎる。もちろん他の土地でも思わぬ中止と言うのは発生するわけだが、1月2月に札幌行きの飛行機が飛ばないというのはある程度予測できる事態なのだから。その日に限って…は的中するものだ。今度は天候の心配がないときにゆっくり札幌を楽しみたい。

コインランドリーとか雑談とか克服した2022年をいまさら振り返る

書きたいこと整理しよう~と思ってるうちに、光の速さで2か月が過ぎ去ったので、もうとりあえず書くことを優先しようと思って。

 

久しぶりにブログ開いてみたら思ったよりいっぱい記事があってびっくりした。

 

一番最近書いた2件の記事があまりにも文章が気に入らなかったので非公開にした。

テーマ的には幕末志士とプリティーリズムについてだったのでこれはあらためて書き直したいな。

 

とりあえず2022年を振り返っておこうと思うけど、もう少し前のこともそのうちまとめて振り返りたいな。

 

やりたいこと色々。

 

あと100のお題も続けようかな。

 

昨年、2022年は私にとって結構転機になった年かなという気がする。

人生のイベントとして特に大きな出来事はなかったと思うんだけど、心持ちとしては大きく変わったと思う。

だいぶ前向きになれたかなぁと。

 

そもそも2022年が始まったときに、「今年はともかくやりたいことは全部やる」ってことを目標にして、ともかくフットワークを軽くすることを意識した。

その結果色々なことができたし、何より年始に決めたテーマ通りに過ごせたのがすごくよかったなと思ってる。

 

「やるべきこと」というよりは「興味のあること」「やりたいこと」を優先したので頑張ってる感じもなかったし。

一番大きかったのは「ライブや舞台など、生のイベントにはともかく足を運ぶ」ということと「年間12冊以上本を読む」。どっちも達成できた。

 

生イベントについては、これまでも足を運んでいた「ライブ」以外に、「演劇の舞台」「バレエ」「オーケストラ」等も覗くことができたし、一つ一つに発見があった。

 

本を読むことについては、もともと「趣味は読書」って言ってた人間なのに、いつの間にか1冊も本を読まないまま数年が経って、読書筋がなくなってしまった。

何回か「本を読もう」って挑戦してたけど、1冊よめてもそれ以降が続かなかった。それが不思議と去年は月1ペースとはいえ継続的に本を読めた。なんでできたのかはよくわからないけど(友達と読書会が定期的にできてたのも大きい気がするけど)、少し読書筋が戻ってきている気がする。

今年に入ってからもある程度本を読めてる。

 

共通してるのは、何を観ても、聞いても、読んでも、面白いし、楽しいってこと。

この気持ちが戻ってきたのは大きい。戻ってきたというか、こんなに色々なことに心が前向きな状態なのは初めてなのかもしれない。

 

たぶんそういう経験のおかげなのか、もしくは心境の変化が先なのか(鶏と卵)、昨年克服したことが二つ。

 

一つはコインランドリー。

一人暮らし歴9年目。洗濯物を干せないことが多々あるのでコインランドリー使ったら楽なのになとずっと思ってた。

ただ私は「初めての場所」に行くのがすごく苦手なので、家の近くのコインランドリーを横目にみながら8年間を過ごしてしまっていた。

それがある日とつぜん「あ、いけるな」となり、コインランドリーデビューを無事はたした。なんでだろう。本当に急にコインランドリーに行ける私になっていた。

今はすっかりヘビーユーザーだし、なんならコインランドリーの雰囲気とか、洗剤の香りとか、本読んだりお茶飲んだりする待ち時間を好きになっている。

最初使ってたところが途中で深夜営業をやめてしまったので、最近は2店舗目のデビューも果たせたし、もうコインランドリーは怖くない。

ドラム式洗濯機が欲しいもう一人の私もいるけど。

 

もう一個、克服というか、出来るようになったのが「美容院やネイルサロンでの雑談」。これも本当になんで出来るようになったのかわからない。

美容院は15年以上、ネイルサロンも10年近く同じ担当さんなんだけど、それでも全然雑談ができなかった。話を振られても「あ、、、、はい、、、」ぐらいしか言えてなかったし、自分から何か言うときは頭の中で20回ぐらいシミュレーションして、冷や汗かきながらなんとか言えたら良いほう。だいたい6割ぐらいはシミュレーションのまま終わっていってた。

それがなんでか、昨年の途中あたりから急に、頭の中で準備しなくてもしゃべれるようになった。きっかけはない。しかも美容師さんと話せるようになったのと、ネイリストさんと話せるようになったのがほぼ同じタイミングなので、関係性の問題ではなく私の問題なんだと思う。

どう考えても今もスムーズにコミュニケーションができてるとは思えないけど、振られた話題には答えられてるし、自分から話をすることもある。急成長過ぎる。

 

なんかこの2点みただけでも、自分がとんでもなくコミュニケーションコストが高い燃費の悪すぎる人間だなと思う。そしてこの2点はもうあきらめてて「コインランドリーには入れないし、美容院ではもうあきらめてしゃべらない」と思っていたのが急に二つができるようになったことに、人間ってこの年齢になっても成長するんだなと結構感動したりした。

 

となるとこれからも今できないことができるようになる可能性はあるわけで、人生への期待が高まる。。。まあ、最後の一輝きの可能性もあるけど。

 

今年は「書くこと」をテーマの一つにしたい

できないかもしれないけど、できるかもしれないと思えるようになったのが去年の収穫

とりあえずこの文章は書けたし。。。ね。。。

 

脳みそ筋肉痛すぎて無理

 仕事場に行けなくなって、自宅待機4週目に突入しました

 

 限界だー!!!どう考えても限界だーーー!!

 

 先週までは、なんとか勉強したり調べものしたりできていたのですが、先週末ぐらいからぷっつり糸が切れました。この一週間全然何も手についていません。(大好きな実況者が引退宣言したとか、背景的な事件はあるにせよ)家の中で脳みそ使うってことに限界がきている!

 

 なんというかINPUT的な頭の使い方をずっとしてるわけですよ。技術書読んだり、技術系サイト眺めたり。情報処理試験の過去問もやってますが、解説読んでる間はINPUTだし。脳みその使い方が一定なんですよ。同じ場所ばっか使ってる感じ。先週あたりからギシギシしだして、脳が何も受け付けなくなってきた。

 

 なんだろう、これは脳みその筋肉痛とでもいうべき状況。もしくは脳みその疲労骨折。ふだん使わないのを酷使したからバキバキになってる。もう技術系に興味が持てない…。OUTPUTはほとんどしてないしな。もうどうにもならないので、脳の休息タイムにはいってます。(つまりサボリ)

 

 今週はゆっくりして、来週のいわゆるGW中にちょっとやろうと思う

 

 とはいえだよ、ゆっくりするのも限界じゃね?寝すぎて腰痛いし。

 あとゲームしすぎて、座ってるせいでお尻痛いし。

 

 もうだめだとなって、今日1時間ぐらい散歩をしたんですけど、油断して変な靴で行ったら足の裏マメだらけになったし。

 

 ほとんど家にこもってるのにまさかの満身創痍だよ。きー

 

 INPUTによる脳みそ破損(悪化した)については、もうあきらめてOUTPUTの日を作ったほうがいいんじゃないかなと思う。もともと仕事っていうのは、原則OUTPUTでしょ。準備段階にINPUTするだけで。それを全部INPUTにしたらそら病むよ。というわけで、毎日せっせと本を読むのはやめ!今週はお休み。来週は隔日ぐらいでINの日とOUTの日を使い分ける。ってか本来のバランスでいえば、INとOUTは3対7だから、もうとうぶんINPUTはしなくていいぐらい。開き直ります。

 

 次の出勤日がいつになるのか本当に不明だし、ともかく煮詰まらないようにしていきたいと思います。

 

 早く落ち着きますように。

ネガな私のポジになろうとする話

 私はたぶんネガティブな性格です。

 たぶんというのは、どうしても相対的な話になるので、私よりネガティブな人もいっぱいいるだろうけど、真ん中よりはネガティブよりだろうと思っています。そういう面倒くさい表現をするのは、「ネガティブだ」と言ったら、「おまえごときネガティブではない」という否定をされるのが怖いという憶病な考え故です。(もしかしたら憶病の方が真実に近い気もしてきた)

 

 ふだんネガティブはネガティブなりにネガティブとして生きていけばいいだろうと思って生きているのですが、「このままじゃ絶対無理だな」と思った瞬間がありました。それは就職したときです。

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